前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が11日、「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA TV)に出演。東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件で森喜朗元首相が東京地検特捜部から事情聴取されていたニュースを解説した。
森氏の聴取は大会スポンサーのAOKIホールディングス、KADOKAWAから賄賂を受領した疑いがある組織委元理事高橋治之容疑者の受託収賄事件の立証に必要と判断したとみられる。
舛添氏はこの動きに「総理をおやりになった方までを呼んで話を聴くっていうのは、ちょっと異例ですね」とコメント。
続けて「間違っているかもしれないが」と前置きし「背景として、安倍(晋三)元総理が銃撃事件でお亡くなりになった。それからいろんな問題が噴出してきましたね。一番は統一教会の問題。それからこの五輪の汚職の問題も。安倍さんの時代にやった東京五輪なんですよ。だから検察は公平にやるんだけども、やっぱり政治的配慮というのは若干働かすので、仮に今安倍さんがお元気であれば、ここまで踏み込めなかったんじゃないかな?っていうのが私の感想」と述べた。
さらに自民党の確認調査で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側と接点を持っていた所属国会議員は安倍派が一番多かったことを指摘。
その上で「森さんは安倍派のもともともとのトップの方であるし、安倍さん亡きあと、誰が後継ぐのか?といってもいない。森さんが安倍派をなんとかまとめてる。安倍派が分裂する可能性もあるわけですよ。そういう微妙なとき。森さんまったく無実で何の関係もなかったかもわかりませんけど、政治の世界では特捜に呼ばれて事情聴取受けたっていうだけで、もう力は落ちますね」と分析した。
続けて「そうすると安倍派の力は落ちる。じゃあそれを岸田(文雄首相)さんはどう見てるのか? 一番大きな派閥が割れた方が自分はやりやすいんで。そういういろんな政治のドロドロした部分が裏にあるのかなという気もしてます」と読み解いた。












