女優・杏の〝渡仏〟で、唐田えりか(24)がいよいよ本格復帰する――。

 11月26日公開の恋愛映画「の方へ、流れる」で、唐田が俳優の遠藤雄弥とダブル主演することが9日に発表された。長編映画への出演は、2019年5月の「チア男子!!」以来、実に3年ぶりとなる。

 唐田は20年1月、当時杏と結婚していた俳優・東出昌大との不倫が報じられ、杏と東出は同年8月に離婚を発表した。唐田は不倫騒動後に女優業を事実上、休業。昨年9月に短編映画ながら女優復帰。今年2月に一部で20年4月公開予定だった出演映画「血ぃともだち」が、コロナ禍による延期を経て、限定上映されたのみだった。

 映画関係者によれば、主演映画「の方へ、流れる」の発表は、杏サイドにも配慮したという。

「唐田さんの久しぶりの長編で主演となれば、不倫騒動が蒸し返されてしまうのは仕方ない。先月29日に杏さんはフランス移住を報告しましたが、それを待ってから発表した形です。杏さんの目には触れにくくなりますから」

 杏の所属事務所「トップコート」と、唐田の所属事務所「フラーム」も連絡を取り合いながら、唐田の復帰する道を模索していたという。

「20年12月にトップコート所属の松坂桃李とフラームの戸田恵梨香が結婚。それをきっかけに両事務所は〝雪解け〟した。水面下では唐田本人も含めて不倫について謝罪し、杏サイドも女優復帰を応援していた。杏の渡仏を受けて、唐田サイドも本格復帰に向けて動き出したということでしょう」(芸能プロ関係者)

 戸田以外にも、広末涼子、有村架純、田中みな実、松本穂香ら多くの人気女優を抱える「フラーム」。面倒見の良さで知られ、不倫騒動でも解雇することはせず。それどころか唐田が「消息不明」と報じられた際は激怒し、報じたメディアを〝出禁処分〟に。唐田も親身になって復帰を後押しした事務所に恩返しを誓っている。

 唐田は、Netflixで来年配信予定の悪役レスラー・ダンプ松本を題材にした作品「極悪女王」で、長与千種役にも抜てき。初心にかえって出直しするつもりだ。