女優の大竹しのぶ(65)が20日、大阪市内で舞台「女の一生」(10月18~23日=新橋演舞場、同27日~11月8日=京都南座)の取材会に登場した。
故杉村春子さんが生涯947回にわたって主人公の布引けいを演じた不朽の名作。孤独な少女だった主人公の布引けいが、拾われた家の長男の妻となって家業を守る40年を描く。2020年に段田安則の演出で大竹が演じ、今回、待望の再演となる。
杉村さんと共演した際、話がしたくて側にくっついていたという大竹は「勝つか負けるかだったら負けるに決まってる。杉村さんみたいにやろうとは思っていない」ときっぱり。
一方で、10代から50代までを演じることについては「私もちょっとツラいものがあるけど、高橋克実さんと段ちゃんが学生服を着て出てくるのもツラいものがある。コント以外の何物でもない」と苦笑した。
作中の「誰が選んでくれたのでもない、自分で選んで歩きだした道ですもの…」という名ゼリフが有名だが、「みんなそう言いたいと思いますよ。女でも男でも。私も自分がやってきたことを『あそこでこうしたらよかった』とかはない。あまり後悔とかはしない性格です」と話した。
前回の公演では高校生の貸し切り公演があり、様々な感想が寄せられたそうで「いろいろな感想を持つのが演劇の面白さ。今は違う意味で発言の自由もなくなってきたり、いつどうなるか分からないという恐怖の時代に日本も入ってきてる。そんなに、のほほんと昔の話なのねと見てる場合じゃない気もしてる。そういうところも含めて私たちが発信していきたい」と意気込んだ。












