「吉本新喜劇祭り2022~選ばれし30名の座員たち」(10月10日、なんばグランド花月)の出演をかけた「吉本新喜劇座員総選挙」の結果発表イベントが31日、大阪市のクールジャパンパーク大阪TTホールで行われ、19位に飛び込んだ太田芳伸(41)に疑惑の目が寄せられた。

 投票は6月29日から8月23日まで行われ、総投票数77万184票の結果、1位にはアキが輝いた。2位は辻本茂雄、3位はすっちーで、間寛平GMは9位だった。1位のアキにはご褒美として、11月中になんばグランド花月で1週間の座長公演を務めることも発表された。

 座長やレジェンド芸人が居並ぶなか、19位に入った太田だったが、中間発表の「圏外」からの大幅ジャンプアップに寛平やすっちー、司会を務めたテンダラーから「えー? 納得いかんわ」「何か(不正を)やってるやろ!」と取調室さながらのつるし上げにあった。

 太田は新喜劇では、借金取りなどのヒールを演じることがほとんど。失礼ながら、他の座員に比べて目立ちまくっているわけでもないのに、総選挙ではなぜか北海道だけアキをもしのぐ1位の得票を得た。

 太田は中間発表後も「特に何も(努力を)してない」と言い切るだけに、疑惑はさらに深まるばかりで、すっちーは「総選挙はお祭り。新喜劇に目を向けてもらえたらいいと思って『どんな汚い手を使ってもいい』と言いましたけど、超えてはいけない一線を超えた人がいたのが残念。本当に腑に落ちない。(票が)入るわけがない。ウケてるの見たことない。これは第三者機関を設けて調べさせていただきます」と追及の構えを見せた。

 報道陣から〝本当のところ〟を聞かれた太田は「めっちゃ疑われてますやん。ちゃんと北海道で1位取ってますし、僕のファンの方が見てくれて、『中間入ってないから頑張れ』という押し上げがあっての正式な19位です」と胸を張ったが、肝心の北海道1位の理由については「知らないです。知り合いもいてないし、1回しか行ったことないし…」と話し、火に油を注いだ。

 それでも、太田は「僕が19年間やってきた役を好き、『逃走用の車、用意せい!』ってセリフが好きな方が入れてくれたんやと思います」などと、あれこれ〝答え〟をひねり出したが、座員も報道陣も大量得票のはっきりとした理由は分からずじまいだった。