俳優で無名塾主宰の仲代達矢(89)が15日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演。仲代と同じく89歳になった黒柳徹子と、亡き妻・宮崎恭子氏や無名塾出身の弟子、役所広司について語り合った。
黒柳は「宮崎さんとは、とても仲が良かった」と語ると、仲代は「亡くなって27年目になるが、無名塾は彼女が中心で始めて、自分は最初は斜めに見ていたが、彼女から『私が死んでも無名塾だけは続けてくださいね』と遺言され、頑張ってきた。はじめは若者を育てるので一生懸命だったが、今は若者に支えられております」と語った。
また無名塾出身の弟子、役所広司と23年ぶりに映画「峠 最後のサムライ」で共演したが、仲代は「昔から才能はあったが、一緒にやってみて、こんなにうまくなりやがったか。大きな主役を立派にやって、もう追い越されましたね」と弟子を賞賛した。
役所は毎年スイカを届けに来てくれるそうで、「昔、彼が故郷のスイカを持ってきてくれた時においしいなと言ったのを覚えていてくれて、それ以来、何十年も欠かさず持ってきてくれる。今日も食べてきました」とうれしそうに語った。
また仲代は毎食後、歯磨きを入念に行うそうで「5種類の歯ブラシを用意して、食事のあと毎回、20分ぐらいかけてしっかりやっています」と健康の秘訣を語った。
放送日の15日は終戦記念日だが、戦争体験者でもある仲代は、「9歳から13歳まで太平洋戦争のまっただなかで東京大空襲にも遭い、今でも花火やヘリコプターの音を聞くとゾクッと目を覚ますことがある。抑止力と言いながら、防衛費を高めている話などを聞くと嫌な気持ちになる。相手の立場に立って物事を考え、平和であってほしい」と切実に訴えた。












