元NMB48の高野祐衣(28)が代表を務める株式会社「ゆい酒店」が16日、東京・西浅草に初の実店舗「ゆい酒店」オープンする。オープン前日である15日、高野が報道陣の取材に応じた。

 2011年から15年までNMB48に在籍し、アイドルとして活動した高野は、NMB卒業後にタレントとして活動していく中で日本酒のおいしさに目覚めたという。18年には利酒師、20年には酒ディプロマの資格を取得した。

 好きが高じて「日本酒のおいしさ、奥深さを伝えたい」という思いが募り、「ゆい酒店」のオープンを決意。「日本酒の日」である昨年10月1日に、約11年間在籍した吉本興業を退社し、自身が会社を立ち上げて、今回のオープンにこぎ着けた。

「コロナ禍で飲食店に行けなかった時に酒屋さんに行くことが多かった。酒屋さんで日本酒を買うとメチャメチャ安い! でも若い女性が酒屋に行く機会はほとんどないと思うので、もっと親近感というか、フラッとカフェに行くような感覚で、幅広い世代に来ていただきたい」

 ただ最初は、もっと簡単に酒屋を開店できると考えていたという。

「酒蔵さんというのは『そちらのお酒を取り扱いたいから、よろしく』と二つ返事でできるようなところでは全くない。日本酒業界にゼロから入ってきてるので、何も知らなかった。好きな日本酒を好きに販売できるものだと思い込んでいたけど、そうではないんです。東京から飛行機に乗って実際に酒蔵さんに会って話を聞いて、蔵の中も見学させてもらって実際に飲んで、関係性を築きました」

 そんな努力のかいあって13の酒蔵と取り引きし、約50種類の日本酒、クラフトビールやワイン、リキュールやスピリッツなどの品揃えでオープンする「ゆい酒店」。当面は午前11時から午後7時まで営業する予定だという。