TBS系の看板報道番組「NEWS23」でキャスターに就任予定だったが同局を電撃退社した小林悠アナウンサー(30)をめぐり、新たな情報が浮上した。花形局アナの地位を捨てて、週刊誌で“密会”が報じられたイケメン青年実業家A氏(39)を選んだとも報じられたが、まったく逆の話が聞かれる。資産50億円ともいわれるA氏は周囲に交際を否定し、小林アナは大ショックを受けているというのだ。

 父親が米国人、母親が日本人のハーフである小林アナは「みのもんたの朝ズバッ!」「Nスタ」などで活躍。2010年の入社以来、報道志望で、念願だった「NEWS23」のキャスターに28日放送分から就任することが決まっていた。関係者によれば「昨年末に抜てきされることが決まった」という。

 TBSが局の顔として期待していた小林アナだったが、2月1日発売の「週刊ポスト」に青年実業家A氏との“密着現場”をスクープされると事態は急転。小林アナは体調不良を訴え、4日に電撃退社した。

 とはいえ、30歳の独身女性に男がいても全くおかしくない。密会報道だけで体調が悪化するとは到底考えられない。前出のテレビ関係者は「小林はメンタル面は弱くない。大手芸能事務所社長の接待に駆り出され、その社長に気に入られていたほど社交的」と評する。

 退社の背景として、前出の報道をめぐり、局上層部から報道キャスターとしてふさわしくないと叱責された――などと報じられた。デート現場を撮られたのは1月中旬。A氏は今も妻帯者であるとも、昨年末に離婚しているともいわれており、小林アナとは不倫関係にあった可能性もある。

 本紙の調べでは、A氏の会社で、A氏と同じ名字の女性が監査役を務めていた(2014年10月に辞任)ことが判明。関係者の間では、この女性が妻か元妻ではないかとささやかれているという。

 芸能関係者によれば「A氏は報道後、周囲に『(小林とは)付き合っていない』と交際を否定したといわれている。それで小林アナも本気じゃなかったのを知ったそうで、相当ショックを受けたみたい」という。

 A氏について、IT業界関係者は「現在39歳で、ルックスは俳優沢村一樹似のイケメンです。都内の閑静な住宅街にある家賃約80万円の高級低層マンションに住んでます。サッカー好きでWOWOWに加入しているそう。会社は27年前に設立され、人材派遣業、防犯システム業、IT業、エステ・マッサージ業と幅広く展開。A氏は20代の時から10年以上にわたって社長を務めた」と語る。

 A氏は昨年11月30日付で退社。同社の発行済み株式の100%は同日付でファンド会社に譲渡、つまり売却されており、A氏は退社と同時に50億円ともいわれる巨万の富を得たという。本紙記者はA氏の自宅を訪ねてインターホンを鳴らしたが、反応はなかった。

 小林アナの退社については、在勤中に出演していたTBSラジオ「たまむすび」のパーソナリティー・赤江珠緒(41)が「ごあいさつもできず、申し訳ありません」との本人コメントを読み上げている。

 赤江に渡した手紙で小林アナは「いろんな要因が重なって、今マイクの前で話すのが困難」「誰のせいでもなくて、自分で自分を追い詰めてしまった」などと書いたという。

 TBS関係者は「小林本人が完璧主義者だった。両親ともに大学教授というエリート家庭で育ち、学校も私立の中高一貫校からお茶の水女子大に進んだお嬢様。両親のしつけと教育もあって、挫折を経験せず、人から怒られることもなかったみたい。それが今回、局の上層部から厳しく叱責され、自分を責めて精神的にポッキリいってしまい、上層部の説得も聞かずに退社してしまった」と語る。

 A氏との問題はうまく解決してほしいが…。