ボートレース児島のGⅠ「開設68周年記念 児島キングカップ」は29日、予選初日を終了した。初日ドリーム戦は峰竜太(佐賀=35)がインから力強いターンを繰り出し、逃げ快勝とした。30日には2日目が開催され、12Rではドリーム戦第2弾「ガァ~コドリーム」が行われる。

 その2日目ドリーム戦で注目したいのが井口佳典(三重=43)だ。

 初日前半3Rでは6号艇の不利枠ながら、1周1マークの展開をしっかりと捉えて2着を取り切った。が、後半9R2号艇は4着と着を落とした。それでも「今(9R)は調整の失敗ですね。前半は悪くなかったけど、まだ合い切っていなかったのでペラ調整をしたら逆の調整でした。スタートして出て行かないし、乗り心地も全然良くなかった。ちょっと欲が出てしまいましたね(笑い)」と原因は把握しており表情は暗くない。

 2日目は12R・4号艇での出走だ。「この失敗で調整の方向性も分かったし、膿(うみ)を出し切りましたので、もう大丈夫です。スタートもしっかり行けますよ」と力強く話した。本番までに調整時間もタップリあり、失敗を糧に万全の状態でレースに向かう。

 井口は1977年8月22日生まれ。三重支部の85期生。2008年5月平和島オールスターでSG初V。その年のグランプリも制し、これまでSG6V。今年も大村68周年を制し、GⅠは15Vを数える。ここぞの一番では思い切ったスタートで〝魅せる〟スターレーサーだ。