ボートレース江戸川のGⅡ「江戸川634杯 モーターボート大賞」は12日、シリーズ最大のヤマ場となった準優ラウンドを終了。13日最終日、いよいよ優勝戦を迎える。

 今大会は初日に大外6コースの豪快なまくり圧勝!というド派手なパフォーマンスに始まり、予選トップ通過→準優12R快勝と〝王道〟を歩む下出卓矢(35=福井)にスポットライトが当たり続けて来たが、いやいやちょっと待った。下出の陰に隠れたとはいえ、3日目から5連勝としているこの男、若林将(37=東京)を忘れるなかれ!

 元来が好素性機と言われる39号機を手にして、前検日から上々の気配を漂わせていたが序盤2日間は4、3、6号艇という枠番回し。勝ち星につなげることはできなかった。だが、4着だったドリーム戦で対戦し、優勝戦でも同乗する土屋智則(36=群馬)は「若林選手の方が足が全然、良さそうでした」と証言していた。

 若林のその後のレースぶりは、土屋の指摘が正しかったことを実証するパワフルな走りを連発。あっという間に勝ち星を量産して予選2位通過。当然のように準優勝戦も快勝してみせた。

 現状の機力は「準優は重い感じはあったが、出足は来ていた。伸びも山田さんより強めでしたし足の状態はいいです。トップクラスと思っている」と自信の仕上がりだ。

 ちなみに師匠はご存じ〝江戸川鉄兵〟こと石渡鉄兵。これまでも彼に追いつけ追い越せと、当地での活躍、攻略に血道を上げ2019年1月のGI「開設63周年記念」を制したように着実に前進してきた。今度は『江戸川〝将〟軍』襲名に向けて、2つ目の江戸川タイトルをつかみ取るつもりだ。