製作プロダクション「セントラル・アーツ」の社長でプロデューサーの黒沢満氏(享年85)の告別式が7日、東京・港区の青山葬儀所で営まれ、俳優の仲村トオル(53)が涙ながらに弔辞を読んだ。
仲村は、黒沢氏が手がけた映画「ビー・バップ・ハイスクール」(1985年)で主演を務め、華々しく芸能界デビューを飾った。
弔辞では「昭和60年、30年前の夏、雑誌の片隅にあった出演者募集の記事を読み、履歴書を送った。選んでくださって本当にありがとうございました。僕にとっては父親を亡くした次の年に、黒沢さんと出会うことができた。劇的に人生がいい方向に変わったのは、黒沢さんのおかげです」と感謝した。
人気ドラマ&映画「あぶない刑事」シリーズで共演した俳優の舘ひろし、柴田恭兵、女優の浅野温子らとの出会いにも触れ、「あぶない刑事の現場は比喩ではなく、僕のふるさとです」と語った。
また昨晩、喪主で黒沢満氏の長男・黒沢純氏(まこと)に、弔辞を読む際には「泣かないでやってくれ」と言われたことを明かし「(泣かないのは)ちょっと無理ですね」と号泣。
さらに「もし来世というものがあるなら、また黒沢さんの手のひらの上で、すばらしい人と出会う旅をしたい。どんなに語っても、していただいたことの100万分の1にもならない。本当にありがとうございました。現場ではみんな黒澤さんを尊敬していて、大好きでした。もちろん僕もその1人。お疲れ様でした」と声を震わせて語った。
この日は女優の吉永小百合(73)、俳優の藤竜也(77)、松田翔太(33)らが参列。出棺の際は、仲村、松田らが棺を運んだ。












