
福井競輪GⅢ「開設72周年記念 不死鳥杯」が7日に初日を幕を開ける。松浦悠士(31=広島)は、小松島記念から中2日。盟友、清水裕友の欠場により急きょピンチヒッターを引き受けた。
普段からS級S班の責任を果たすためにと、ハードスケジュールになろうとも頻繁に追加を受けてきた。だが今回は中2日。月曜日に依頼があったといい、準備ができるのはわずか1日だった。
しかも16日からは地元地区のGⅡサマーナイトフェスティバル(玉野)が控えており、リスクを承知で追加を受けた。「小松島は体力的にそこまでダメージがなかったし、セッティングを実戦で試したかったんです」と端的に説明したが狙いは他にもある。
この先、特別戦線で最大の敵になるであろう、脇本雄太(33=福井)との対戦をにらんでいるからだ。
8月西武園GⅠオールスターに向けて傾向を探っておきたいが、最近の脇本はビッグ戦線に出場する機会が少なく、今回が打ってつけのチャンスだった。「3月の玉野記念の決勝で負けて以来、戦っていませんから。まあ戦いたかったですよ」とニヤリ。
初日12R特選は単騎での戦いとなったが縦横無尽に立ち回って、脇本攻略の糸口を探る。
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