ボートレースとこなめのGⅠ「トコタンキング決定戦 開設67周年記念」は3日、熱戦の火ぶたを切る。それに先立ち、2日の前検日はエンジン抽選やスタート練習等が行われた。

 SG初優勝を飾った深谷知博(静岡=32)を筆頭に、大村ダービー組が大挙出走するが主役は、初日12レース「1stドリーム」の1号艇に座る地元エースの池田浩二(愛知=42)だ。現在の賞金ランク19位と、年末の平和島グランプリ出場へボーダー上。このあと、蒲郡SGチャレンジカップ(今月24日~29日)などを控えるが、現在も常滑市在住の池田にとって、65、66周年と大会2連覇中の当地周年もSGと同等に気合の入るタイトル。今節引いたエンジンは過去2回大会同様、平凡機だが、気迫のスリット攻勢でカバーする構えだ。

 地元・愛知支部は池田のほか9人が参戦しているが、常滑出身の純地元という点では杉山正樹(愛知=41)も気合が入るひとりだろう。昔から秋は「ペラが合うというのもあるけど、切羽詰まった方が頑張るタイプ」という杉山にとって得意の季節。昨年も10~12月で5Vの固め打ちがあり、今年も先月当地で優勝。前節の蒲郡は優勝こそ逃したものの、最終日選抜戦の白星が決め手となり、蒲郡チャレンジCの出場権も滑り込みでゲットと、勢いを感じる近況。地元の大舞台を今から楽しみにしている。

 肝心の舟足面は前節のV機(守屋美穂)を得たものの、やや微妙。「大したことはなさそう。伸び寄りで出足がない。その伸びも松村(敏)選手の方がグイグイ出て行く感じがあった」と甘い部分も残したが、V機だけにジャッジが多少辛目な部分もあり、決して悪くはない。調整面に不安がない以上、レースになれば機の力を引き出してくるはずだ。SGもそうだが、もちろんGⅠ初Vも目標のひとつ。今節も得意の季節で躍動必至だ。

 杉山は1979年9月25日生まれの87期生。過去の優勝35回のうち、10~12月のVが14回ある。