【今村引退】西山貴浩「今村さんの引退の時に初めてGⅠが取れていい思い出です」

2020年10月08日 20時34分

西山貴浩

〝ボートレース界のレジェンド〟今村豊(山口=59)の引退で多くの選手が惜別コメントを贈った。

 今村の現役最後のレースとなった徳山GI「ダイヤモンドカップ」で悲願のGI初制覇を飾った西山貴浩(福岡=33)は「ボクの中では〝ミスターボートレース〟どころじゃない、ダントツの存在。ボート=今村豊でした。一緒に走れてかわがられて、イジられて、今村さんの引退の時に初めてGⅠが取れていい思い出です。『西山、これからも頑張れよ』と言われて、泣けました」と感慨深げ。

 ボートレースからつに出走中だった田頭実(福岡=53)は「常に若手の手本として引っ張ってくれて、多大なる影響を与えてくれました。今村(豊)さんのきれいなレースを見て、優勝しても『おめでとう!』と言われる選手になりたいと思った。自分たちからしたら教科書、憧れの選手でした。ゆっくり休んでください」とお別れのコメントを残した。

 また、ボートレース桐生の「ルーキーシリーズ」に出走中の木下翔太(大阪=29)も「レジェンドですからね。僕みたいな下っ端が一緒に走らせてもらえて、いい経験ができました。僕が生まれる前からトップで走っているし、今村さんは雲の上の存在です。今村さんと記念やSGで一緒に走れたことは僕が選手を辞めるまで忘れません。自分の父や母と同じくらいの年齢ですから、本当にすごいと思います。大阪支部にもいい選手はたくさんいますが、僕も今村さんのような選手になりたいです」と語った。

 さらにボートレース大村からは川崎智幸(岡山=53)が「5年くらい前から『いつ辞めるの?』ってちゃかしたりしていた。引退するって聞いても不思議ではないね。少し寂しい気はするけど、もう十分でしょう。もともと責任感の強い人で、メニエール病になるまで業界を背負っていた。貢献し尽くしている。ホントお疲れさまでした」と話す。

 丸岡正典(大阪=41)も「今村さんはすごい選手なのに、すごくしゃべりやすい人だった。人柄が好きで、思い出もいっぱいある。ピットでも今村さんの横が開いていたら、くっついてボートを置いていたくらい。癒やされるし、あんな人はいませんよ。引退されるのは寂しいけど、長い間お疲れさまでした」と親しみを込めて話した。

 また、山口支部の長尾章平(35)は「引退? 知らなかった。初めて会った時からすごい人でした。僕なんかにも気さくに話してくれるし、質問や相談にも乗ってくれる。いろいろ教えてくれる人でした。そんなトップレーサーはいないと思う。本当に懐の大きな人でした。本当に引退されるんですか? 寂しいです」と神妙な面持ちだった。