コレクターズトイの統一ブランド「魂ネイションズ」の旗艦店が23日、東京・JR秋葉原駅高架下の〝ガンダムカフェ〟跡地に「TAMASHII NATIONS STORE TOKYO」としてリニューアル。22日のオープニングセレモニーにガンダムオタクの市川紗椰(35)、仮面ライダー好きの鈴木福(18)、ウルトラマン大好きな濱田龍臣(21)が出席した。

 3人の収集は相当らしく、市川は「家の中、魂ネイションだらけ」、鈴木は「僕の小遣いもどんどん(ブランド生みの親)バンダイスピリッツさんに持っていかれている状況」。濱田は「IKEAのガラスのショールーフみたいなのを買って」たくさんのフィギュアを飾っているそう。

 市川は気に入った商品は「3つ買うので、実際(中身を)出して飾るモノと、パッケージごとのモノと、あと1個はラップとか巻いて…」とサラリ。これには鈴木も濱田も目を丸くしていた。

 市川の秋葉原通いは、駅前にバスケコートがあった小学生時代からで、大学時代は「徒歩圏内に住んで、しょっちゅう来てましたね」。何よりすごいのが今で「たまに〝疲れたな~〟っていうときとかは、車で通るだけでホントに活性化するんですよ、細胞が。独特なざわつきとお祭り感っていうか、なんか非日常的なところがちょっとあって(中略)それを味わって、リスタートボタン、押しに来てます。その不思議さにずっと魅了されてます」。

 今は何でもネットで見て買える時代だが、市川は「ここに来ないと見られない角度とか(中略)いっぱいある。ネットで満足せず、ぜひ足を運んできてほしいな」と〝我が聖地〟をPR。円安の影響で海外の買い物ツアー客が日本に押し寄せ始めている今、移転オープンのタイミングはバッチリで「名所に絶対なると思います」「ロボとかアニメとか特撮とかを超えて、ホントに日本の資源なので」と市川のプレゼンは止まらない。

 最後は本人も「ちょっと、ウザかったですか?」と苦笑していた。