元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅう(30)が結婚することがわかった。お相手は本田翼似の美女で、ツイッターハンドルネーム「社不」こと「しいちゃん」(30)で、へずまは11日、本紙直撃にのろけてみせた。

「もう女性との出会いとか、ないと思っていた。これだけ人に迷惑をかけて、嫌われていたんで…」と左手薬指に光る指輪を見ながら、へずまがはにかんだ。

 2人の出会いは昨年末。しいちゃんは、2年前からユーチューブ上で凸行為を繰り返していたへずまを知り、「けっこうコメントとか面白い人だなと思って、ファンになった」と気になっていたという。昨年末にへずまが東京・渋谷で「ホームレス編」と題し、リアルに路上生活を送っていたところを意を決して、〝逆凸〟したという。

「怖い人かなと思ったら、実際に会ってみたら、優しくて、ネットとか自分の仕事に対して、まじめな姿勢が見られて、魅かれました」(しいちゃん)

 2月にへずまが東京・新宿歌舞伎町で「ホスト編」と題し、ホストに転身した際も出勤日には毎日通い、売り上げに貢献。約3週間で、へずまは1300万円を売り上げる離れ業を成し遂げたが、その内の800万円はしいちゃんがシャンパンを開け続けたからだった。

 配信者とリスナー、ホストと客の関係から恋愛関係に変わったのは先月から。へずまは「ホスト編が終わった後もずっと一緒にいて、カメラを回してくれたり、荷物を持ってくれたり、手伝ってくれた。同級生で話も合うし、気付いたら一緒にいて楽しい。お互い好きだし、告白しました」と4月に入ってからプロポーズしたという。

 しいちゃんも「びっくりしましたが、ホスト編で一緒にいた時から、こんなに楽しい人といたことがなかった。ずっと一緒にいられたら」と応じたという。

 へずまは一昨年に会計前に魚の切り身などを食べた窃盗や衣料品店で購入したTシャツが偽物だと店員に絡んだ威力業務妨害などの罪に問われ、先月末に上告棄却され、懲役1年6月、保護観察付きの執行猶予4年が確定している。既に「もう迷惑行為はかけない」と宣言し、更生中だが、保護観察の内容次第では、活動に大きな支障が出る可能性もある。

「親は自分の結婚式を見るのが夢だったみたいで、しいちゃんが、ここまで自分のことが好きでいてくれて、頑張るのを応援してくれるのはうれしい。本当にありがとうという気持ちです。心配なのは結婚して、(保護観察で)SNS活動をできないことが増えるかもしれないのに、それでも理解してくれたことで、ありがたい」とへずまはしいちゃんに感謝の弁を述べた。

 既に2人は都内で同棲し、親しい人には婚約を報告。婚約指輪もこの日購入し、最初に出会った思い出の地・渋谷で、記念撮影も行った。「年内にユーチューバーをたくさん呼んで、結婚式を挙げたい」と2人は幸せいっぱいの笑顔を見せた。