小池百合子都知事(68)と舛添要一前都知事(72)が7日、新型コロナウイルスの第1回のワクチン接種を行ったことを公表した。ともに高齢者接種の対象で、偶然にも同時期となった。

 小池氏は報道陣の取材に「地元の練馬区のかかりつけ医のところで接種した」と5日にワクチン接種したことを明かした。「非常にスムーズに進んでいることを先生からうかがっている」と話し、体調についても「OKです」と笑顔を見せた。

 一方、舛添氏は「午前中に一回目のワクチン接種を済ませました。注射の痛みもなく、接種後7時間が経過しましたが、副反応も全くありません。全世代に迅速な接種を!」と笑顔で注射痕の写真を投稿した。

 世田谷区在住の舛添氏は先月18日、ワクチン接種の予約に「電話もネットも繋がらず」と悪戦苦闘。その後、「6月7日・28日の組み合わせで予約完了。8月21日から大幅に前倒しになった」と報告していた。

 舛添氏は2016年に都知事を辞職。その後、就任した小池都政を舌鋒鋭く批判している。