「ウルトラマンZ」出演・黒木ひかりの母性をくすぐった「ある怪獣」

2020年10月07日 11時30分

野望を掲げた黒木

「ウルトラマンZ」(テレビ東京系、土曜午前9時)で、対怪獣ロボット部隊の天才科学者オオタユカを演じる女優の黒木ひかり(20)が6日、ほとばしる怪獣愛を本紙に打ち明けた。怪獣を愛するあまり、どっぷりと感情移入。さらには、世界中に“怪獣好き女子”を増やしたいという、仰天目標をブチ上げた。

 現在、放送中の「ウルトラマンZ」で、怪獣好きな科学者オオタユカを演じている黒木は「父と兄の影響で、小さいころからウルトラマンを見てきた」こともあり、実生活でも大の“怪獣好き女子”だ。

 10日放送の第16話「獅子の声」では、怪獣好きになったきっかけが明かされるが、黒木自身は2年前に、実相寺昭雄監督作品の「ウルトラマン」第35話「怪獣墓場」(1967年)を見て怪獣愛に目覚めた。

「シーボーズっていう怪獣が出てくるんですけれど、何てかわいいんだ!って思うと同時に、怪獣にも感情があるんだって気づかされました。人間の敵として出てきて、滅ぼされていく怪獣って何だか切ないなって…」

 実相寺氏といえば、ウルトラマンシリーズを代表する名監督。この「怪獣墓場」は、怪獣は本当に滅ぼされるべき存在なのかを問うなど、独特の世界観で表現された。黒木は「滅ぼす側も滅ぼされる側もどっちが悪いとかなくて、みんなそれぞれのストーリーがあるんだろうなって想像したんです。それで、それまで漠然としていた怪獣への興味が愛へと変わったんです」。

 そんな怪獣愛があふれる黒木がひそかに抱いている野望がある。

「“怪獣好き女子”を増やしたいんですよ! 怪獣は感情がなくて怖いと思ってる人が多いけど、よく見れば感情に気づける。ぜひ、シーボーズが出てくる『怪獣墓場』を見てもらいたいです。シーボーズ自体がかわいいし、母性本能がある女性なら、怪獣のかわいさや切なさ、その裏にある感情を感じて怪獣愛に目覚めるはずです!」

 ウルトラ怪獣は約5000体が存在するが、「例えば『ウルトラマンZ』に出てくるカネゴンは、ぴょんぴょん歩いて、見ているだけでかわいい。怪獣=怖いではなく、視点を変えてもらえれば、怪獣のかわいさが伝わると思う」と、世の女性たちに“怪獣好き女子”になるためのアドバイスを送った。

 モデル、女優と多方面で活躍する黒木。今後は「もっと映画やドラマに出て、女優として幅を広げたいです。『ウルトラマンZ』で夢だった怪獣との共演ができたので、次は学園ものとホラー作品に挑戦できたら」と目を輝かせる。

 まずは“怪獣好き女子”のオオタユカとして、佳境を迎えた「ウルトラマンZ」を全力で駆け抜ける。

☆くろき・ひかり=2000年6月25日生まれ。女優で歌手の黒木メイサに憧れて芸能界入り。女優やモデルとして多方面で活躍中。現在は20歳ながら高校に通う5年生で“永遠の高校生”との肩書も…。