てんちむの〝豊胸偽装〟に高須幹弥院長が注意喚起「インチキにだまされないように」

2020年09月03日 18時25分

てんちむに警鐘に鳴らした高須幹弥氏(顔写真)

 高須クリニックの高須幹弥名古屋院院長(45)が人気ユーチューバー・てんちむ(26)の豊胸手術隠ぺい騒動を受けて注意喚起を行った。

 てんちむは2日、自身の公式YouTubeチャンネルで豊胸手術を受けた事実を隠しながら自らプロデュースしたバストアップ関連の商品宣伝を行っていたことなどを認めて謝罪。自腹で商品購入者への返金に応じることを明らかにした。

 昨年3月にアップした「ご報告 爆乳が止まりません」と題した動画の中でてんちむは自分のバストサイズがAカップからEカップまで成長したと報告。

「バストアップエステに通った」「食事でにぼしと牛乳の組み合わせが多分わたしに合った」「自分に合った下着を身に着ける」「全ての肉を胸に持っていくイメージでマッサージした」「バストアップサプリの利用」などの努力を行ったと告白していた。

 これに高須院長は本紙取材に「背中やわき腹の脂肪をバストの方に移動させることによって胸を大きくさせるといわれたりするけど、脂肪の組織は固着していますからマッサージで移動するなんてありえません」とバッサリ。

「食事のバランスがすごく悪かった人が普通の食事をとることによってホルモンバランスが正常になって(胸が)大きくなるというケースはあるかもしれませんが、普通に食事していた人がにぼしを食べたり牛乳を飲んだからといって大きくなることはないです。下着で大きくなることもないですね」と、医学的見地から〝てんちむ理論〟を真っ向否定した。

 さらに「バストアップサプリの中にはプエラリアというタイやミャンマーでとれる植物から抽出されたエキスが入っているものがあります。それ自体には弱い女性ホルモン作用があるので効果が全くないとは言えないけれど、成分自体はほんのわずかしか含まれてなかったり、活性作用が弱かったりするのでそれを摂取したからといってAからEカップになるなんてことはありえない」と強調した。

 サプリやブラジャーなどの商品には「個人差があります」という記載があり、1万円前後の値段のものが多いため、効果がなくても泣き寝入りする人も多い。

 高須院長は「身体的コンプレックスに悩んでいる人はワラにもすがる思いで眉唾物に手を出してしまうケースもある。「自分の努力で(バストサイズが)大きくなることはほぼありません。インチキ医学やインチキ商品にだまされないようにしてください」と呼びかけた。