ジャーナリストの池上彰氏(69)が、11日放送のテレビ朝日系「池上彰のニュースそうだったのか!!」に生出演し、九州を襲う大雨について解説した。

 番組では、熊本県や大分県、長崎県で発生した大雨災害を特集。2000年以降大雨の日数が増えていることについて池上氏は「温暖化が影響している。今後も温暖化が進めば、豪雨はもっともっと増えるてくる」と説明した。

 今年は新型コロナウイルスの感染リスクがあることから、避難所では世帯ごとに十分な間隔を取るなどの対策が行われている。また、感染拡大の影響で、ボランティアを県内在住者に限るなどの処置も取られている。

 池上氏は「新型コロナに感染して、人間は疫病を制圧することができないとしてwithコロナという言葉が生まれた。自然災害も制圧することはできない。そういう意味ではwith自然災害としての生活の仕方を考えていかなければいけないのかなと思う」と述べた。