女性候補5人による争いが繰り広げられている東京・北区都議補選(5日投開票)で、“筆談ホステス”として知られる立憲民主党公認の斉藤里恵氏(36)が、当確ライン上で熱い選挙戦を繰り広げている。

 1日現在の選挙情勢は、自民党の山田加奈子氏(49)が先行。斉藤氏が続き、日本維新の会・佐藤こと氏(32)、“元タカラジェンヌ”で都民ファーストの会・天風いぶき氏(35)、ホリエモン新党・新藤加菜氏(27)が追っている。

 立民関係者は「斉藤氏が共産党の応援なども受けて2位で山田氏を猛追しています。党本部で作った斉藤氏の動画のアクセス数は110万を超えて(当選の)手応えを感じています」と話した。

 斉藤氏は選挙戦の後半戦となる1日、北区内で選挙活動を行い、有権者に「障害者の声を都政に届けます!」と力強く訴えた。

 異例の女性候補者しかいない“女性バトル”をどう受け止めたのか。本紙の直撃に斉藤氏は“筆談”で答えた。

「女性議員が誕生することは誰が当選してもいいことです」

 斉藤氏の選挙戦を陰からサポート中なのが元「モーニング娘。」で立民に党籍を持ち、次の衆院選比例代表で出馬する可能性がある市井紗耶香氏(36)だ。

「(市井氏からは)同じ子供を育てながら、働くママとして『里恵さん、温かな都政をつくってほしい!』と力強いメッセージを頂きました」

 勝利の女神が最後にほほ笑むのは誰か。