作家の百田尚樹氏(64)が7日、自身のツイッターを更新。ようやく「緊急事態宣言」が出されることになったが、ここに至るまでの日本の政府、野党、有識者らの“想像力”のなさを嘆いた。

 百田氏は「『コロナなんかたいしたことない、インフルの方がずっと怖い』『コロナが怖いなら24時間引きこもってろ』『中国からの渡航を止めれば、経済で死ぬ人が出る』と言っていたコメンテーターたち、現在の状況を見て、なんと言ってるんだろうか」と疑問を呈すと、続いてこう投稿した。

「武漢封鎖を見ていたら、同じことが日本で起きたら大変な事態になると誰でも想像がつく。ウイルスだけでなく経済で死ぬ人も大量に出ると。そんな当たり前のことが、想像もできなかったのが、日本の政府であり、野党であり、メディアであり、専門家であり、コメンテーターたちだ。その結果が、今だ!」

 百田氏は2月21日の投稿で「感染が爆発したら日本経済は破綻。国が亡ぶ。それを防ぐにはこれしかない」として「今後1ヵ月、中国と韓国からの入国を全面禁止。電車・バスの乗客はマスク着用を義務付け。人前でのマスク非着用は罰金。集会、イベント、映画等は中止。無茶な案は百も承知。笑う奴は笑えばいい」と訴えていた。