「K―1」の叩かれ方にショック…ライブ再開予定の音楽業界どうする

2020年03月24日 17時00分

強行開催した「Kー1」の会場に張られたコロナ対策の張り紙

 強行開催した立ち技系格闘技イベント「K―1」の予想以上の叩かれ方に、音楽業界がビビりまくっている。

「K―1」の年間最大イベント「K'FESTA.3」が、国や埼玉県から自粛を求められながら、さいたまスーパーアリーナで22日に強行したことで猛バッシングを浴びたことは本紙で昨報した。

 フジテレビ系の情報番組「とくダネ!」では、キャスターの小倉智昭が「数千人が来るのに、すべてコントロールできるとは思えない」とコメントするなど、批判的な意見が圧倒的だ。この叩かれ方に、音楽業界は及び腰になっている。

 あるレコード会社関係者は「K―1のことは、こっちでも話題になっている。そんなに叩かれるものなんだ、と。改めて驚いている」。

 小池百合子東京都知事も23日、大規模イベントの自粛要請を4月12日まで継続することを「強くお願いしたい」と話した。前出の関係者は「『4月に入ればコンサートもできるんじゃないか』という空気感はあったし、実際、予定している歌手もいます。だけどK―1がこれだけ叩かれちゃうと、これからはコンサートをやるという判断を下すのは難しいよね。このままでは潰れる事務所も出てくるだろうけど、だからって強行して叩かれるのはアーティストだから」と頭を抱える。

 さらに追い打ちをかけそうなのが、東京五輪の延期問題だ。

 現在、国際オリンピック委員会(IOC)で話し合いが行われているが「正式に五輪が延期って決まったら、ますます自粛ムードに拍車がかかる。『五輪もできないのにコンサートなんてやってる場合か?』と、風当たりは一気に強くなるかもね」(同)。

 悩ましい日々が続きそうだ。