高須院長 「空き巣」で金塊7キロ盗難も取られなくてよかった「もっと大切な物」

2019年05月09日 16時30分

今年2月、本紙にアポなし訪問した高須氏。左はパートナーで漫画家の西原理恵子氏

 美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(74)の愛知県日進市にある別宅が空き巣被害に遭い、金の延べ棒計7キロ(時価総額約3400万円以上)などが盗まれていたことが分かった。さすがの高須氏もショックに打ちひしがれているかと思いきや…本紙の取材に「殺されなくて良かった」とポツリ。そればかりか、金塊以上に大事な“あるモノ”が盗まれなかったことに「本当に良かった。うれしくて仕方ない」。“あるモノ”とはいったい――。

「ヘソクリ全部取られた」

 空き巣被害に遭った高須氏は、どこか楽しんでいるかのようなツイートで事件を報告した。

 愛知県警によると、4日午前2時半ごろ、日進市内にある高須氏の別宅に空き巣が侵入。玄関のドアがバールでこじ開けられ、金の延べ棒(1本1キロ)7本のほか、ノートパソコン1台が盗まれた。金塊の時価総額は3400万円以上にのぼる。駐車場の防犯カメラには黒っぽい服装の2、3人の不審な人物が写っていたという。

 高須氏は8日、自身のツイッターで「しばらく留守にしているうちにかっちゃんの家に泥棒が入った。警察の話しでは5月4日深夜の2時に三人組の男がバールで玄関の鍵を壊して侵入したらしい」(原文ママ)と説明。

 続けて「ヘソクリ全部取られた。SECOM(セコム)とAMEXの保険の対象になるそうだが被害額がわからん」とした上で「命取られなくてよかった。もうけた。なう」と投稿した。

 ツイッターのフォロワーからはセコム画像監視システムや警告用スピーカーなどの警備強化についてのアドバイスを受けたが、高須氏は「全部やってあります。警察が駆けつけるまでに3分。プロのお手並み感服なう」と返答。3000万円超の盗難に遭っても平常心を崩さなかった。その胆力はどこから来るのか?

 本紙の取材に高須氏は「僕は全身がんだからね。いつ死ぬか分からないし、正直、いまある財産をどうすればいいか悩んでいるくらい。それが決まらないから、マージャンばかりやっているんだけどね(笑い)」と、あっけらかんと告白。もはや“おカネ”の問題ではないのだという。

 高須氏は5日に台湾の李登輝元総統(96)と面会するために出国。事件のあった4日は台湾行きを控え、都内に滞在していた。

「私がいない間を狙ったと思う。犯人の心当たり? それはないね。犯人グループは金庫の場所を把握していたわけではなく、手分けしてすべての部屋を物色していたようだから」

 その言葉からは悲愴感は一切感じられない。これに高須氏は「だって、金塊よりも大事なモノが無事だったからね」とニヤリ。

 同氏によると、金庫には実母と2010年3月に死別した妻・シヅさん(享年65)の“遺骨”が納められていたという。

「お袋の遺骨はピンクダイヤに加工し、妻の遺骨は彼女が好きだったイエローダイヤにしたんだ。金庫にはそれも入っていたんだけど、犯人は一切手をつけなかった。そのことがうれしくてたまらないんだ。金塊よりもよっぽど大事なものだからね」

 もはや悟りの境地だ。愛知県警によると、日進市内で空き巣被害が頻発したことはなく、やはりセレブである高須氏をピンポイントで狙ったと思われる。

 一度でいいから、3000万円超の被害に遭っても「うれしくて仕方ない」と言ってみたい!?