大型の台風19号の影響で、12日に予定されていたライブや芸能イベントは軒並み中止・延期となった。その中でも注目されていたのが、錦戸亮が抜けて、5人体制となって初めてステージに立つ予定だった「関ジャニ∞」。いまだ解散説もくすぶっており、それを払拭したかったが、自然の猛威にはかなわなかった。

 12日は矢沢永吉や「DREAMS COME TRUE」、EXILE ATSUSHI、米国の「バックストリート・ボーイズ」など、各地で予定されていた公演が続々中止・延期となった。

 関ジャニ∞もテレビ朝日主催のライブイベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2019~関ジャムFES~」(千葉・幕張メッセ)に出演予定だったが、中止となってしまった。「関ジャニにとっては大事なライブだった。昨年末に渋谷すばる、そして先月末に錦戸が脱退して、5人体制になって初めてのライブだったから」と音楽関係者。

 メンバーの大倉忠義もグループを代表して、悔しさをにじませるコメントを発表している。

 人気メンバーの相次ぐ脱退により関ジャニは大きく揺れており、存続の危機に立たされているとまで言われている。「解散に積極的といわれた錦戸が一人で抜けたことで、当面の間、解散はないだろう。とはいえ数年後はどうなっているかは分からず、いまだ解散説がくすぶっていることも事実。グループに起きている異変に、長年応援してきたファンも戸惑っている」と芸能プロ関係者。

 動揺するファンを安心させるためにも、5人体制初のライブは重要だったのだが、これだけ大型の台風が上陸とあっては仕方ない。来月からスタートする都道府県ツアーで“仕切り直し”となりそうだ。