女子高生相手の強制わいせつ容疑で無期限謹慎処分となった「TOKIO」山口達也(46)の狂気の一面が新たに明らかになった。1日に起訴猶予処分が決まったが、犯した罪が消えることはない。他のメンバーも「達也のことはわからない」と口を揃える山口のアダ名は「TOKIOのジャックナイフ」。礼儀正しく、後輩思いな一面もあれば、医師の忠告を無視して酒を飲み続けるだけでなく、交通量の多い道路を平然と横切ろうとする“自殺願望的”な異常行動があったという。

 ジャニーズ事務所は4日、被害者や家族などへの取材自粛要請をファクスでマスコミ各社に送付した。同事務所によると被害者の保護者から「娘について、また関係する方々についても、どうかそっとしておいていただきたいと重ねてお願い申し上げます」などとコメントが寄せられ、報道関係者に伝えるよう要望されたという。

 被害者サイドはもちろん、事務所側も一日も早い事件報道の収束を望んでいるのは間違いない。だが、山口に対する異様な情報が相変わらず飛び交っているのも事実だ。

 先輩の前では礼儀正しい好青年で、後輩の面倒見もよかった山口。2016年8月にはジャニーズとしては異例の離婚会見を開催。自分の至らなさを素直に認め、大いに好感度を上げた。

「離婚後も山口さんは妻と子供2人が住む家の近所に引っ越して、定期的に交流していました」(ワイドショー関係者)

 ところが、昨夏あたりから前妻との間に埋められぬ溝ができたようだ。実は同時期に前妻をも巻き込んだ山口の女性スキャンダルがささやかれ、一部マスコミが水面下で取材を進めていたという。

 ちょうどそのころから山口のアブない姿がファンの間で話題になっていた。熱心な女性ファンは「顔はむくんで、動いてもいないのに大量の汗をかいていました。自らの力では歩行できず、両脇をスタッフに抱えられ、手で口を押さえながらスタジオから出てくる姿も何度も見ました。明らかに普通ではありませんでした」と振り返る。

 また、地方ロケではTOKIOメンバーも青ざめる異常行動をとった。

「車がビュンビュン通る道路に向かって、平然と進んでいったのです。これには信号待ちしていた他のメンバーも『達也、危ねー!!』と声を上げましたが、本人は聞く耳持たず。クラクションが鳴らされるなか、道路を横切りました。その際、山口さんが『死んだらその時はその時』と話していたのには、ゾッとしました。何を考えているのかわかりません」(同)

 礼儀正しく好青年なイメージの裏に、どこかモロく、危険な香りを漂わせていた山口。医師の忠告を無視して飲み続けたり、交通量の多い道路を横切ったり…。まるで死を望んでいるかのようで、ファンはそんな危なさから「TOKIOのジャックナイフ」と形容していた。

 そうした不安要素が爆発したのが今回の事件だったのかもしれない。

 関係者によれば「今年に入って前妻が子供を連れて、海外に移住したそうだ。原因は不明だが、山口さんにとって一段とショッキングな出来事だったのは間違いない」。

 直後の2月に事件を起こしたことも決して無関係ではないだろう。現在、山口はかねてアルコールの過剰摂取を治療していた病院に再入院中。そばに付いているのは前妻ではなく、山口の両親だ。

「病院での治療はここ1~2年の話ではなく、前妻との結婚期間中から。酒を飲むと彼は目が据わり、攻撃的になる。事務所も酒グセの悪さを把握していたので、酒席にマネジャーを同伴させることもあった。そのマネジャーをも乱暴に扱い、家に帰れば妻に罵声を浴びせる。出待ちしているファンに食ってかかることもあったそうだ。彼の症状は世間が思うよりも深刻なものです」(同)

 今回の事件をきっかけに、山口が酒をやめてスッキリ一から人生を出直すことができるのだろうか――。