声優事務所Sは15日夜、ホームページ上で“同社が徳間書店の取材を今後一切NGにする”とのネットメディアの記事について、そうした事実は全くなく誤報であると否定した。徳間書店および同社が発行するアニメ誌「アニメージュ」のホームページでも同様に記事内容を否定している。


 問題の「おたぽる」の記事は、徳間書店発行の週刊誌「アサヒ芸能」がS所属の声優・新田恵海の過去のAV出演疑惑を報じたことで関係が悪化し、今後一切、株式会社S所属のアーティストを取材できなくなったというものだ。


 この報道に対しSはこの日、ホームページで「『徳間書店は今後一切、株式会社S所属のアーティストが取材できなくなった』との記載がございましたが、そういった事実はまったくございません」と完全否定のコメントを掲載した。


 同日には徳間書店もホームページ上の文章で「そういった事実はまったくございません」と記事内容を否定。


「今後も徳間書店刊『アニメージュ』『ボイスアニメージュ』『TricksterAge』などでは、株式会社S所属のアーティストの皆様の活躍ぶりをお届けします」とS所属声優の取材を続けるとし、混乱を招いたとSおよびファンに謝罪した。同出版社が発行するアニメ誌「アニメージュ」のホームページでも同じ文章が掲載されている。