モデルで女優の水原希子(28)が1月上旬、英人気アイドルグループ「ワン・ダイレクション」メンバーのハリー・スタイルズ(25)との交際を英紙「ザ・サン」や現地フリーペーパー「メトロ」に報じられた。すぐさまツイッターで報道を否定し、続けざまに「明らかな嘘を言われたり、その記事を読んだ人に、やっぱり“性格悪い”とか“嫌い”とか思われるのは悲しい」などとツイート。だが、水原は何の理由もなく叩かれるわけではなく、海外からも「何様?」証言が飛び込んできた。

 水原は1月14日、ツイッターでハリーとの交際を否定し「1度もお会いした事もありません」とした。なのに2人がお互いインスタグラムをフォローし合っているというのも妙だが、この一件で水原は世界に名を広めた格好だ。

 その後、2月14日には「ハリーさんとは、2月2日に初めてお会いしました!共通の知人10人ぐらいで新宿二丁目で遊んでカラオケしました!しかしバーは貸し切っていませんし、肩を組んだり、終始ラブラブみたいな事は一切ありません!」とツイッターで明かした。

 水原のインスタフォロワー数は525万超で、渡辺直美(863万超)、ローラ(533万超)に次いで国内3位。こうしたSNSのフォロワー数は今や、世間での注目度を測る指標で、芸能人なら仕事に直結する。

 水原はかねて“ブッチャケ発言”で炎上を招くなど、良くも悪くもSNSを駆使した話題作りの達人。近年は海外展開が増え、昨秋には業務提携先のモデル事務所から完全独立し、個人事務所で孤軍奮闘している。

 水原は昨年、米ニューヨーク発祥の人気バッグブランド「コーチ」との仕事がスタート。同6月にはブランドアンバサダーに就任した。

“日本の顔”としてニューヨークで広告に出演したり、コーチが米国でショーをやれば招待VIPとして最前列で見たり、また雑誌とコラボした撮影なども入る水原。しかし、こうした現地での仕事をセッティングしたり、現場でアテンドする地元スタッフを気に入らず難癖をつけることもあるという。現地広告代理店関係者が声を潜める。

「もともとは『コーチ・ジャパン』のヤリ手スタッフの親戚でニューヨーク在住の人がアテンド役で、希子とも馬が合ってたみたい。ところがその人、自分の他の仕事が始まって辞めざるを得なくなって、途中から別のアテンド担当に代わったんです。そしたら希子サイドが『あの子、何?』『前の子連れて来て!』と猛クレームをつけてきたんですって」

 前任者の事情を話しても「コッチよりいい仕事なんてあるの?」と聞く耳持たずで、散々文句を言いまくり、揚げ句の果てには「前の子連れてこないんだったらしない」「出ない」「コーチのショーも行かない」などとゴネまくったという。

「希子が気分を害したのは、その新しい子が、たぶん『水原希子? 誰?』みたいな感じで接したからでは!? だって正直、アメリカじゃ『水原希子って誰?』ですし…。とにかく現場は大変だったみたい」

 また、昨年4月、人気海外ブランド「ディオール」の新リップ発売記念パーティーが東京で開かれ、初のアジアアンバサダーに起用されたばかりの水原がゲストで招かれた時の舞台裏を明かすのは、さるファッション関係者だ。

「パーティーの主役は、メークアップアンバサダーを務める世界的トップモデルのベラ・ハディッド。全然レベルが違うモデルなのに、水原希子の“ベラより自分が”感はハンパなかった。日本でのイベントだから、ベラの周囲は『あぁ、はいはい』って感じだったけど、裏じゃ希子を『何様?』呼ばわりだった」

 そんなに売れてないころからモデル起用してもらっていた大手コスメブランドに不義理を働いたことは本紙既報だが「水原希子にはいい噂があまりない。こんな状況が長く続いたら、この先どうなるか分からない」と同関係者は心配する。

 なんでも、水原と長年公私共に親しかった人気スタイリストも、最近は彼女と距離を置き、ロサンゼルスへ拠点を移すべく渡米準備しているそうだ。