昨年6月にアイドルグループ「℃―ute」を卒業し、10か月の充電期間を経て本格始動した歌手・鈴木愛理(23)が10日、都内でライブを行った。“二刀流”として全米を驚かせている米メジャーリーグ「ロサンゼルス・エンゼルス」の大谷翔平(23)と同い年の鈴木も二刀流として活動し、ソロデビューに備えていたという――。

 ライブでは大入り2100人の観客を前に、6月6日発売のソロデビューアルバム「Do me a favor」収録曲など計21曲を披露。開演前に受けた取材で、ソロ活動について「いまは不安よりも楽しみ、ワクワクやドキドキが大きいです! また一から、15年目の新人歌手として頑張っていきたい」と決意表明。7月9日には早くも単独で東京・日本武道館公演を行うことも決定するなど、スケールの大きさは“新人離れ”している。同じ1994年生まれの大谷は、投手で2勝、打者で3試合連続本塁打と連日の活躍。鈴木は、リポーターから「大谷選手など『鈴木世代』が頑張っている?」と聞かれると「恐れ多い! いやいや、(鈴木世代という表現は)ダメです!」と恐縮しながら「同世代の方がたくさん活躍しているので、その流れに乗って私も頑張っていきたいですね」と意気込んだ。

 実は鈴木も、大谷ばりの“二刀流”に挑んでいる。本業の歌手のほか、若い女性を中心に人気の女性誌「Ray」の専属モデルとして活動しているのだ。
「雑誌の専属モデルは、モデルが本業でもなかなかなれない。しかも『Ray』の専属となればなおさら。歌手として歌唱力はトップクラスと言われる鈴木は、ルックスもトップクラス。若い女性たちの憧れの的となっている」(出版関係者)

 モデル活動が歌手活動にも好影響をもたらし、最近はライブに若い女性が急増中だという。

「Ray」では、「乃木坂46」の白石麻衣(25)が3月まで専属モデルだった。「白石さんとも良きライバル関係だったと思いますよ」(同)。白石からも多くを学んだ鈴木は、大谷のように“二刀流”を極める。