福井競輪のGⅢ「開設71周年記念 不死鳥杯」が8日に幕を開ける。
森田優弥(23=埼玉)にとって福井バンクは超鬼門だ。「福井は…すごく苦手なんです。S級で2回走って2回ともに落車している。しかも2コーナーの同じところで(苦笑い)。嫌なイメージを消さないといけないけどどうだろう…。塩でもまいておきますか」と走る前からおののいている。
こんな森田も珍しい。普段から負けず嫌いオーラが全身からみなぎっており、なりふり構わずに飛び出す〝がむしゃら先行〟が大きな魅力。そんな男が尻込みをしているからだ。
2コーナーが怖いのならば、構えることなく先行してしまえば落車のリスクも減るのでは? そんな質問をぶつけると「そうですよね。やっぱり自分から動きたい。いや動かなきゃいけないんですよ…」と独り言のようにつぶやきいた。
最近は点数を上げるにつれて警戒網が敷かれ、なかなか楽に先行させてもらえない。そんな状況が歯がゆい。「自分から動けていませんね。動きたい気持ちは強いんですけど…」
くしくも初日は24回目の誕生日。「選手になって誕生日を競輪場で迎えるのは初めて。どうせなら勝ちたい!」とモチベーションは高まるばかり。強烈先行で苦手意識を払拭し自ら祝砲を放つ。












