ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(41=アルナスル)への処分見通しに現地専門家から異論が飛び出した。

 C・ロナウドは、ポルトガル代表のホルヘ・ジェズス監督との確執から代表合宿を途中離脱。同国連盟(FPF)は、10日に同選手に対する懲戒手続きを開始したと発表した。同選手は処分が決まるまで、暫定的に出場停止となる。

 そんな中、ポルトガルメディア「SICノティシアス」によると、出場停止期間は決まってないが、自ら過ちを認めて謝罪していることから、通常の1~6か月程度の出場停止が半減される可能性があるという。11月には代表活動に戻っていることもあり得るわけだ。

 しかし、同メディアは、弁護士でスポーツ法専門家であるルシオ・コレイア氏の見解を伝えた。「ロナウドのような一流選手であり、事案の重大性、そして彼がこの競技において持つ重要性を考慮すれば、この処分は少なくともばかげている」

 さらに、同氏は代表から離脱後に所属クラブでプレーしていることも「私が極めて深刻だと感じるのは、クラブレベルで出場停止処分を受けていない点だ。このような明白な状況で処分を怠ることは、サッカー界だけでなく、それ以外の多くの状況においても非常に重大な前例となるだろう」と主張した。

 スター選手であれば利己的な行動が軽い処分で許されるかのような状況には、法的に整合性が取れないと考えたようだ。