巨人が10日に行われたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージDeNA戦(東京ドーム)に1―2で敗戦。守護神のライデル・マルティネス投手(29)が痛恨の勝ち越しソロを浴び、接戦を落とした。
まさかの幕切れとなった。巨人の先発・井上は8回3安打1失点、DeNAの先発・東も7回1失点と投手戦となったが、1―1の9回から2番手でマウンドに上がったマルティネスが大誤算。一死走者なしで1番・度会へ高めに投じた152キロの直球を右中間スタンドにたたき込まれ、これが決勝打となった。
橋上監督代行は「コンディション的に疲労が取れてるとは言い難いのかもしれない。あの辺の高さの球を引っ張られるのは、なかなか今までなかったかなという感じはしますので」と振り返りながら「とはいえ、彼に代わる選手がいない訳ですから。残り試合、精いっぱい頑張ってもらいたいという風に思います」と再起を願う。
マルティネス自身は「(自分は)鉄人ではないので、人間なので。相手が上回ったということですし、自分は常にいつも100%の状態でいると思っています」と強気な姿勢を崩さず相手打者を評した。
異変がないことこそが異変なのか――。優勝の行方を左右するレギュラーシーズン最後の天王山となった1日の阪神戦(甲子園)に続き、2試合連続で背信投球となった守護神。チーム関係者は「データ上では何かが悪くなっているわけでもないし、どこかの数値が下がっているわけでもない。何かコンディションに問題があるとは言い難い」と指摘。「短期決戦である以上、あとはもう気持ちの問題としか言いようがない。考えすぎず、引きずらずに切り替えてくれればいいんだけど…」(前出関係者)と自己解決を促した。
翌11日の同カードで敗戦すれば、早くもCS敗退が決定。再びマルティネスの登板機会となる僅差の試合展開の可能性もあるだけに、助っ人右腕の本領発揮が待たれるところだ。













