ブレーブスは6日(日本時間7日)に本拠地でドジャースとのナ・リーグ地区シリーズ第3戦に臨む。対戦成績は1勝1敗。勝ったチームが突破に王手をかけるが、そんな大一番を前に主砲、ロナルド・アクーニャ外野手(28)が爆弾発言を投下し、波紋が広がっている。

 自身のスペイン語ポッドキャスト番組『La Bestia』にウィルソン・コントレラスとジャクソン・チョウリオ(ともにブルワーズ)をゲストに招いた。3人は3月に開催されたWBCでベネズエラ代表を初の世界一に導いた仲でもあり、会話がはずんだ。コントレラスから現在のブレーブスの首脳陣について聞かれるとアクーニャは「問題ないよ、ブラザー。もう俺にちょっかいを出してくるヤツはいない。あのクソ野郎は自分が王様だとでも思っていたからな」と返答。この過激発言はまたたく間に火がついた。

 米メディア「ヘビー」は「ブレーブスのロナルド・アクーニャがポッドキャストでブライアン・スニッカーを痛烈に批判か」と報道。アクーニャは昨年限りで監督を退任したスニッカー氏と確執があり、こき下ろした相手は前指揮官と受けとった。

 アクーニャは21歳だった2019年8月にフェンス直撃の大飛球を放った際、確信歩きしてしまい単打どまりとなり、怠慢走塁で懲罰交代させられた。昨年7月にはチームメートのジャレッド・ケルニックが同じミスを犯すとアクーニャは自身のXに「もし俺だったら、試合から外されていただろうな」と投稿し、不協和音が表面化。この投稿は後に削除され、アクーニャも「あの投稿はいら立ちによるものだった」とスニッカ―監督とチームメートに謝罪したが、大きなしこりを残していた。

 同メディアは「アトランタ・ブレーブスのスター選手、ロナルド・アクーニャがかつての監督ブライアン・スニッカーとの間にあった過去の確執を再び蒸し返したようだ。しかも今回は事態を収拾しようという気配は全く感じられなかった。その発言だけでも十分に衝撃的だが、二人の間のこれまでの経緯を考えると、この発言を無視することはさらに難しい」と指摘した。

 スニッカー氏は18年から23年までブレーブスを地区6連覇に導き、2021年にはワールドシリーズを制した名将。現在もシニア・アドバイザーとしてチームを支えており、今回の問題発言がブレーブスに余計な波風を立てなければいいが…。