ドジャースは4日(日本時間5日)に本拠地ロサンゼルスでのブレーブスとの地区シリーズ第2戦に2―3で敗れ、通算成績は1勝1敗のタイとなった。昨年のポストシーズン(PS)で無双した左腕スネルが3回2/3で90球投げて降板。3安打1失点、5四球と制球が定まらなかった。救援陣も失点を重ねた。ブレーブスはエース左腕セールを温存し、ブルペンデーで勝ち切った。
大谷翔平投手(32)は2試合連続で安打を放っているが、長打はなし。第2戦ではスイングした11球中、8球がボール球でロバーツ監督が「ボール球を追い掛けすぎ」と苦言を呈した。打線全体は2試合で7得点上げているが全て本塁打によるもの。得点圏では9打数無安打だ。
第3戦から舞台は敵地トゥルーイースト・パークに移るが、ドジャースに不吉なデータがある。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は5戦3勝制のPSでは第1戦を落とした後に第2戦を勝利したチームが67回中34回制していると紹介。勝率51パーセントだ。さらに現行の「2―2―1」方式の地区シリーズでは、敵地で1勝1敗で本拠地に戻り第3、4戦を迎えたチームが49回中30回制しているとした。ブレーブスの勝率は61パーセント、つまりドジャースの勝率は39パーセントだ。
第3戦の先発はドジャースが山本由伸でブレーブスはセール。2人は8月28日に同じトゥルーイースト・パークで投げ合い、山本は6回1/3を4安打1失点で打線の援護なく、敗戦投手。セールは9回を5安打、11奪三振で完封した。SNS上では「絶望的」「やばいかも…」「ただのデータだ」などと悲観的な声であふれている。
しかし、ドジャースは2024年のパドレスとの地区シリーズでも同じ展開を経験済みだ。本拠地で初戦を制するも1勝1敗で敵地サンディエゴに移動。第3戦を5―6で敗れ、王手をかけられた。試合後、大谷は「1勝2敗というものを考える必要はない。単純に2連勝すればいい」と強気発言。第4、5戦に連勝して、3勝2敗で突破すると、その勢いでワールドシリーズを制覇した。データを覆したのだ。
当時と主力野手の顔ぶれはほぼ同じ、逆境をはね返した経験は強みだ。今シリーズはまだ、1勝1敗。心配無用だ。












