松阪競輪GIII開設76周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪」(優勝賞金640万円)は4日、12Rで決勝が行われ、郡司浩平(36=神奈川)が優勝。8月小田原以来、通算29回目のGIII制覇を飾った。

「優勝だけを狙っていたので、結果を出せてうれしい」

 昨年のグランプリ覇者が、好メンバーが揃った決勝で役者ぶりを見せつけた。

 前受けした北日本勢の後位で周回。打鐘前に浅井康太が新山響平の番手に潜り込んだことで「チャンスが生まれました」。2角からスパートすると、最後は阿部拓真のブロックをかいくぐってゴール線を駆け抜けた。

 この優勝で賞金ランキングは11位からKEIRINグランプリ(いわき平)出場権内の9位に浮上。ただ、ボーダー付近にはまだまだ多くのライバルたちがひしめく状況は変わらない。

 それだけに、さらなる賞金の上積みは必須。残るGⅠは次走の寬仁親王牌(弥彦)と、11月の競輪祭(小倉)。「そこで結果を残さないといけない。今回の4日間は収穫になった」

 年末の大舞台へ向け、ここからさらにギアを上げる。