大事に至らなければ良いが…。28日の楽天戦で西武先発・隅田知一郎(27)に思わぬアクシデントが襲った。

 自己最多の11勝目を目指して先発した楽天の初回、一死一塁で迎えた3番・小深田に投じた3球目だった。投前に弾き返された強烈なライナーが、隅田の利き腕である左ヒジを直撃。記録は内野安打。ライナーの直撃を受けた隅田は、患部を抑え顔をゆがめるとそのままダッグアウトへと消えた。

 結局、隅田は降板となり、打者3人、わずか12球で無念の緊急降板となり、西口監督は急遽、初回から2番手に山田を緊急登板させたが、想定外の事態に、試合も初回から楽天に2点を奪われる劣勢スタートとなった。

 隅田は試合前までチームトップの24試合に先発、リーグの左腕ではトップの166イニング、防御率2・22と、西武先発陣のなかでも右腕・平良と並ぶ〝絶対的な〟投手として、来るクライマックス・シリーズ(CS)での先発も確実視されていた。

 打球直撃を受けたのは、利き腕。それだけに、現段階では先々へ向けても、西口西武に暗雲が漂っている。