23日のフジテレビ系ドラマ「Tokyo middle 30」最終回の終盤、豪快な決着にSNSでは快哉を叫ぶ声が上がっている。
「ズッ友」と称する高校同級生の親友トリオ、麻紀(仲里依紗)と遥(のん)、薫子(深川麻衣)の物語。地方から上京した現在35歳の3人それぞれの仕事や恋愛、夫婦関係が紡がれてきた。主人公の麻紀は夫・宗司(渡辺大知)の浮気疑惑が晴れ、薫子は決断通りに義孝(風間俊介)と離婚。遥には恋人・晃之助(朝井大智)の女性問題が持ち上がった。
シンガポール在住の金持ち実業家にしてイケメンで優しい。そんな晃之助が最終回、本性を現した。別れたと釈明していた自称内縁妻の里奈(大谷麻衣)とは結婚したと白状。里奈に「妻」の立場さえ与えれば自分から離れてくれ、本当に好きな遥と問題なく付き合える。服も装飾品もマンションも全て与えた自分がいなければ、遥は生きていけないだろうとタカを括る。呆れた遥はドレスを脱ぎ捨て立ち去った。
晃之助の言い分を信じていた遥と疑問を呈する麻紀・薫子との間には溝が生じていたが、遥が目を覚ましたのを機に再び結束。遥に殴る機会を与えようと、晃之助を呼び出す。晃之助がやすやすとビンタを阻むと、駆けつけた麻紀に薫子が消火器を放り渡す。麻紀はそれをブッ放して晃之助を白煙まみれに。麻紀が因果を含めた後、3人は雄たけびを上げた。
〝ダイナマイトクズ〟の消火器成敗に、Xは「気分爽快めっちゃスッキリした」「爽快すぎて笑ってしまった」「スカッとした」とスッキリ感を訴える投稿が続々と。「消火器噴射がまた見れるとは」と過去への言及も。第1話の高校時代回想場面で、3人が思いを寄せた同じ学生のクズ言動が判明すると、連係プレーで麻紀が校内の消火器をブッ放していた。
当時と今回の違いは、罰の有無。高校時代は3人にプール掃除が命じられたが、今回は何も描かれていない。Xには「立派な犯罪行為ではないのでしょうか?」「犯罪に問われないかな大丈夫かな」「消火器はあかんやろ」などと指摘や心配の声も。「正気とは思えん行動してて(中略)引いてる」との受け止めもみられた。
晃之助はトンデモのクズで無反省なら、反撃してもおかしくない。呼び出された際、飛行機搭乗まで時間は少ないと話していた。有能な弁護士を使って「シンガポールでの大事なビジネス機会を逸した」として高額の賠償訴訟を提起したり、暴行罪で告訴することは可能だろう。消火器が街中のものなら窃盗罪、市販品だとしても、持ち帰らなかった様子なので、ごみ放置に該当する。
一方で遥も里奈からビンタを食らい、このもめ事のためにアパレルショップの転勤を強いられている。これは直接的には里奈の責任。晃之助は結婚を約束したわけではないので、詐欺にも問いにくい。
モヤモヤ結末のドラマも少なくない中、スッキリ過ぎる終わり方。爽快感を呼ぶ一方、代償なしは〝いかがなものか〟感を残した…。












