巨人の中川皓太投手(32)が23日の広島戦(マツダ)に1点リードの6回に3番手で登板し、一打逆転の場面から見事な火消しを見せた。

 中川は6回二死一、二塁からマウンドを任されると8番・勝田に中前打を許して満塁とするも、続く代打・秋山を空振り三振に仕留めた。マウンドを降り、雄たけびをあげながら気迫のガッツポーズ。「今日負けたらやばいじゃないですか、戦犯になるんで…。それを避けれらたと思ったらあれくらい出ます、勝手に」と安堵した表情を見せた。

 左腕の力投に、橋上監督代行も「最少点差でしたけども、ほんとに一生懸命投げてくれましたので、非常にありがたいなと思います」と脱帽した。

 プロ11年目、リリーフ生え抜きの最年長。強力なブルペン陣を支える1人して、欠かせない存在となっている。敵地のお立ち台ではファンに向けて「まだまだ(優勝の)可能性は全然あるので、ここから全勝して阪神を逆転して優勝できるように頑張ります」と意気込んだ背番号41。チームの勝利のため、ひたすらに腕を振り続ける。