大御所ロックシンガー、ロッド・スチュワートが、原因不明の健康上の問題で1週間のうちに2度目のコンサートをキャンセルし、健康状態への懸念が広がっている。英紙サンが先日、報じた。
81歳のロッドは9日日に米シンシナティのリバーベンド・ミュージックセンターで行われる予定だった公演を急きょキャンセルした。主催者は公演当日にロッドが「予期しなかった軽微な医療処置」を受けていることを確認し、公演の延期を発表した。
会場側はソーシャルメディアで「予期せぬ軽微な医療処置が必要となり、迅速な対応が必要となったため、ロッド・スチュワートのシンシナティ公演は延期となりました」との声明を出している。
ロッドはその後も11日に予定されていたクリーブランド公演をキャンセルした。会場のロケットアリーナは「経過観察の結果、医師はロッド・スチュワートに少なくとも48時間の安静を勧めました。そのため、8月11日にクリーブランドのロケット・アリーナで行われる予定だった公演はキャンセルとなりました」と、10日夜にインスタグラムに投稿している。
ロッドは今年初めに健康上の問題で一連のコンサートをキャンセルしている。その後、6月19日のユタ州ウェストバレーシティのユタ・ファースト・クレジット・ユニオン・アンフィシアターでは、公演中に体調を崩してステージ上で意識を失いかけたため、酸素ボンベを使用するために演奏を中断せざるを得なかった。
また7月29日には、Eストリート・バンドのスティーブン・ヴァン・ザントが設立した全国的な教育NPO団体「TeachRock」のニューヨーク・ハンプトンズのチャリティーイベントで人気曲「ハヴ・アイ・トールド・ユー・レイトリー・ザット・アイ・ラヴ・ユー」を歌っている最中に音程がずれたため、途中で歌を中断して歌い直している。
この公演に先立ち、甲状腺がんの手術歴があるロッドは、急性上気道感染症、喉頭炎、声帯疲労と診断されたことを受け、6月に予定されていたコンサートをキャンセルまたは延期していた。ロッドはその際、ファンに対して大規模な世界規模のアリーナツアーは徐々に縮小していくものの、音楽活動やパフォーマンス活動から完全に引退するつもりはないと繰り返し語っている。
英国出身のロッドは60年にわたるキャリアを通じて世界中で2億5000万枚以上のレコードを売り上げ、全米1位アルバム4作、トップ10アルバム17作を誇る。ロックンロールの殿堂に2度の殿堂入りを果たし、2016年にはナイトの称号を授与されている。












