岸和田競輪のFⅠ「競輪ワールドシリーズ」が20日、開幕する。男子ではパリ五輪3冠のハリー・ラブレイセン(29=オランダ)とジョセフ・トゥルーマン(29=イギリス)が登場。ガールズケイリンにはヘティ・ファンデルワウ(28=オランダ)とマチルド・グロ(27=フランス)が参戦する。

 日本の競輪初参戦のラブレイセンは6月防府から1か月以上、レース間隔が空いた。それでも「間隔は空いたけど、この間で行われたロサンゼルスでの大会でも結果を残せたし、調子は問題ない」と万全の状態で乗り込んできた。

 そのスピードを持ってすればバンクレコード(10秒3=ペルビス)更新も現実味を帯びるが、タイムを狙うかについては「勝つことに対して一番フォーカスしているので。他の選手のタイムを見つつ翌日のレースに生かすという意味ではタイムも気になるけど」。絶対王者は競輪でも勝利のみを求めていく。

 7年ぶり3回目の来日でおなじみとなったトゥルーマンはここで5場所目。6月小倉では外からかぶされでも内から踏み勝って位置を奪い返す動きも見せたが「そういう動きも大丈夫。でも、基本はトップスピードで戦うことだけど」。その〝さばき〟についてアドバイスを受けた選手に話題が及ぶと、出てきた名前は「古性(優作)サン! 練習の時にいたところで話してもらった」。日本一と世界の力の融合は壮大なロマンも感じさせる。

 ガールズのファンデルワウは「暑いけどレース自体は短いし(暑さが)大変でないことを願う」と日本の夏を警戒。グロは「日本は3回目だけど毎回、全体にレベルは上がっている」とガールズケイリンの層が厚くなっていることを実感していた。