ボートレース尼崎の「第58回尼崎選手権競走」は25日、開幕した。

 渡辺翼(35=山口)は初日9Rで4コースから1M差し。バックは5番手と苦しい展開となるが2M、2周1Mと全速ターンで徐々に前との差を詰めると、3周バックで田中宏典と競り合いに持ち込む。そして3周2Mを先取りで3着をもぎ取った。

 相棒の53号機は「伸びはだいぶ戦えるレベルになった。整備で上積みがあった。ターン回りはいい。あとはペラと本体を見ながら」とレベルアップに手応えアリ。

 2026年後期は初めてA1級へ昇格。以降も前々走のまるがめで優出(5着)と良好な流れを継続させている。

「いい調整ができている。それに気持ちの部分も要因。最後まで諦めずに、しぶとい走りができればと思っている。その気持ちを忘れずいきたい」

 初日のレースはその思いを体現した快走だった。粘りと気迫の乗った走りで上位戦線へ食い込んでいく。