女優・藤間爽子が2日、大阪市内で行われた舞台「砂の女」(4月18~20日=大阪・森ノ宮ピロティホール)取材会に出席した。
同公演は、1962年に発表され、翌年には第14回読売文学賞を受賞した小説家・安部公房氏による同名小説を舞台化したもの。砂丘に迷い込んだ主人公の男を森田剛が、砂をかき続ける女を藤間が演じる。
事前に原作の小説と64年に公開された勅使河原宏監督の映画を見た上で稽古に臨んだと明かした藤間は「映画を見て、(女を演じた)岸田(今日子)さんの印象が強いから、魅惑的なつかみどころのない女性像を最初作り上げて(稽古に)臨んだ」と話した。しかし、演出家の山西竜矢氏から「設定が不気味だから、あえて(不気味に)演じようって思わないでほしい」と指摘され、自身が演じる女に対する考えを変えたと説明。「ただ男と女の生活の営みをお客さんに見せ、終わった時にゾッとさせられたらいいな」と意気込んだ。
男を演じる森田の印象について「最初はそれこそつかみどころのなさそうな寡黙な方だと思ってたんですけど、お稽古していく中ですっごく面白い方なんです。裏表がなく、着飾ってない方なので私も構えなくて済む」と語った。
SNS上に事前に公開された動画で「私(藤間)だったら『森田さんを監禁できそう』みたいな動画があるみたいで、それでキャスティングされたらしいです」と言い、実際に森田を監禁できるか問われると「いや~、ちょっと厳しいんじゃないですかね。できないと思います。剛さんは、稽古場でもイスに座ってないで、居なくなっちゃうので。縄でしばりつけるしかないんじゃないですか。(森田が)『ゴルフが好き』っておっしゃってたんで、ゴルフ場とか作ってあげたら、一緒にずっと居られるんじゃないかな」と思案していた。













