伝説的女優オードリー・ヘプバーンの名作「ティファニーで朝食を」(1961年)の製作過程を描く新作映画で、ヘプバーン役に英ロックミュージシャン、フィル・コリンズ(75)の娘で、ネットフリックスの人気ドラマ「エミリー、パリへ行く」で知られるリリー・コリンズ(36)に決定したことが今週明らかになった。

 コリンズはインスタグラムに、「ティファニーで朝食を」の撮影現場で撮られたヘプバーンの写真を共有し、自身が主役を演じることを公表した。

 同ポストでコリンズは、「約10年にわたる(映画化の)準備と、オードリーへの尊敬と敬意の念が実り、ようやくこのことを皆さんにお伝えできるようになりました」とのメッセージを添え、「光栄で嬉しくて、言葉では言い表せない気持ち」と続けた。

 米芸能ニュースサイト「デッドライン」によると、新作は米作家サム・ワッソンのベストセラー小説「オードリー・へプバーンとティファニーで朝食を」(2010年)が原作で、同著は、この名作がいかにして完成されたかを詳細に記録している。

 その中には、1958年に「ティファニーで朝食を」の原作者、米作家トルーマン・カポーティがヘプバーンの起用に反対し、マリリン・モンローに主役ホリー・ゴライトリーを演じさせるよう映画会社に働きかけていたなど、数々の逸話が登場する。

 新作映画ではコリンズ演じるヘプバーンだけではなく、カポーティや、映画で衣装デザインを担当した、米アカデミー賞8回受賞のイーディス・ヘッド、そして「ティファニーで朝食を」を世に送り出した巨匠ブレイク・エドワーズ監督など、当時の著名人が多く登場する。コリンズ以外、配役はまだ発表されていない。