ボートレース大村のプレミアムGⅠ「第14回クイーンズクライマックス」が28日に開幕する。〝ボートレースの女神〟福留光帆(22)が熱い視線を注ぐのは近況の活躍が光る高憧四季(26=大阪)だ。圧倒的な強さを誇る女王。遠藤エミに新進気鋭の若手レーサーが挑戦状を叩きつける。福留は、この構図にボートレース界の明るい未来を思い描く。

【舟は帆まかせ帆は風まかせ】みなさん、こんちには! 福留光帆です。

 いよいよ2025年も終わりますね。1年ってあっという間ですね。毎年、この言葉を言っているような気がしますけど…。

 さあ、1年を締めくくるクイーンズクライマックスです。1月から11月のGⅡレディースチャレンジカップまでの11か月にわたる賞金レースの上位12選手だけが出場できる大会です。賞金が多いということはしっかり結果を出して活躍したということ。そんな12人が3日間のトライアルを戦って、勝ち上がった6人が大みそかに行われる優勝戦=賞金女王決定戦に出場できます。ティアラを戴冠するのは誰か――。

 やっぱり遠藤エミ選手が強いですよね。2015年の第4回大会(福岡)から11年連続11回目の出場。今回も堂々の賞金ランク1位で25日現在で2位の守屋美穂選手とは約1000万円。5年連続で賞金1位で出場し、もしこのまま賞金女王となれば5年連続6回目。5年連続は史上初、6回目は山川美由紀選手と並ぶトップタイの記録となります。まさに歴史に残る〝最強女王〟への道を歩んでいます。

 このまま遠藤選手が突っ走るのか。それとも遠藤選手を倒す選手が出てくるのか。私は高憧四季選手に注目しています。とにかく最近の勢いがすごいんです。

 10月29日から11月17日まで20日間、休みなしで走り続けて、この間の成績は3節で2優出1V。内容も勝率8・19、2連率80%、3連率83%、31走で17勝2着8本という高いレベルの数字が並んでいます。

 この連戦の直前の地元・住之江GⅢオールレディースでも10戦8勝2着2回と圧倒的な内容でV。そして連戦初戦となった多摩川レディースvsルーキーズバトルでは9戦8勝2着1本という成績で優勝戦1号艇。優勝戦は2着に敗れたけど〝強さ〟を感じさせる一節でした。そして、三国ヴィーナスシリーズも予選を7走4勝2着3本とまたまたオール2連対で首位通過。準優、優勝戦ときっちり逃げ切って優勝です。ここまでくると単なる勢いだけではなく、しっかり力をつけて結果につなげているんじゃないかなって思います。

 それに絶対的な王者に若者が挑むってカッコいいし、盛り上がるじゃないですか。もちろん遠藤選手は本当に強いし、このまま強くあってほしい。この遠藤選手だけではなく強い選手が集まっている大会で初挑戦の高憧選手がどんな走りを見せてくれるのか。最近の勢いに乗って一気に突き抜けるのか。遠藤選手が貫禄の走りで若手の挑戦をはね返すのか。想像するとワクワクしますよね。

 それに遠藤選手もまだまだ強くなる可能性もあるし、高憧選手のような若い選手が出てきてどんどん挑戦することで全体のレベルが上がっていくと思うんですよ。まだ女子でSGを取ったのは遠藤選手だけですけど、レベルが上がって女子のSGウイナーが増えればボートレースもさらに面白くなるのでないでしょうか。そんな期待を込めてクイーンズクライマックスを観戦します。もちろん舟券も買いますよ! みなさんも2025年最後のボートレースを思いっ切り楽しんでくださいね!