大御所歌手の橋幸夫さんが9月に他界した。享年82。認知症を公表し4か月で逝ってしまった。その後について、所属事務所「夢グループ」の石田重廣社長に聞いた。
橋さんは書がうまく、葬儀でも会場のあちこちに飾られた。2022年春から、京都芸術大学の通信教育で「書画コース」を専攻。四十九日法要では「大学の方から『卒業しましたよ』ということで証明書をもらいました」。
夢グループ公式サイトの所属タレント欄には、橋さんの写真が今も載せてある。5~6年前に夢グループ所属となった千昌夫の写真と交換することも考えたが、千から「それは社長やめよう。橋さん先輩だし」と言われたそう。他の芸能事務所がどうしているか調べたら「ほとんど、亡くなった方(所属タレント)も載せていた」とのことで、橋さんの写真は載せ続ける意向だ。
そして、下世話ながら遺産についても聞いたが「そんなに遺産がないの橋さん」とのこと。「前の奥さんにほとんど遺産渡しちゃってるから。あるのは熱海(静岡県)のマンション。立派だけど古いマンションだから、いくら売ったとしても1億円にもならない。大体3000万円ぐらいがいいとこでは」
その前妻との間に、橋さんは一男一女をもうけた。長男は元俳優だ。その、前妻方の親族は「葬儀ではちょっと見かけなかった、僕は」とのこと。ただ、橋さんの兄や姉らきょうだいは参列した。橋さんの兄の孫娘は大手新聞社の記者で、大叔父との思い出を記事にしていたという。
18歳年下の後妻・真由美さんとの間に子はいないが、橋さんの名曲を歌い継ぐ後進としてオーディションで選んだ3人組「二代目橋幸夫yH2」は子も同然。真由美さんの願いで、3人は葬儀が終わるまでの5日間、橋さんの遺体の傍らで線香を絶やさぬよう〝寝ずの番〟をした。
「最年少の徳岡(純平)君は真に受けて24時間眠らず、翌日ボ~ッとして『めまいがした』と言ってました。寝ちゃってもそんなの、目が覚めた時にまた線香点ければいいのに。純粋なんだね」
また葬儀では、EXILEのATSUSHIソックリな風貌で弔問に訪れたものまね芸人が騒がれた。当人はSNSで謝罪したかと思えばATSUSHI本人や他のタレントにも噛みつくなどし、炎上を招いた。その後、ニセATSUSHIから詫びなどはなかったそうで「我々は別に何とも思ってませんから」と石田社長は語っていた。












