超大作ミュージカル「メリー・ポピンズ」の歌唱披露イベントが16日、都内で開かれ、主役トリプルキャストの2人、濱田めぐみ(53)と朝夏まなと(41)のほか、大御所の島田歌穂(62)、俳優の福士誠治(42)、久保田磨希(52)らキャスト40人あまりが登壇。同作の代表曲「チム・チム・チェリー」など4曲を披露した。
1964年の同名タイトル映画が原作で、2004年にミュージカル化。日本版キャストでの上演は今回が再々演となる。風に乗ってやって来た子守のメリーが、魔法と歌とダンスでやんちゃな子供たちの心をほぐし、家族の絆を取り戻させるという話。
今回初参加の元タカラジェンヌ・朝夏は感無量だ。「2018年の日本初演を劇場で拝見して、濱田さんのメリーを拝見しておりました。大感動して〝いつかはこの作品に携わることができたら〟と思っておりました。今回こうして仲間に入れていただけてとても幸せです」
常連の濱田は初演、22年の再演と、やるたびに「自分の中を旅しているような気持ちになる」という。「メリーを演じていながら、私自身がメリーに教わるというか…。いろんな状態で、いろんな環境の方が観に来て下さって、帰る時はみんな笑顔で〝同じことを思われてるな〟と思うのは、新しい自分に出会えてるんじゃないかな」
濱田は「どんなことでもできる」というメリーの言葉が大好きだそう。「いろいろな世界的な情勢あって、〝すごくタイムリーな状況で『メリー・ポピンズ』上演になるな~〟って個人的にも思ってるんですけども、色々なことを感じながら、いろんな自分に出会っていただけたらな~って思います」とPRした。
企画制作社の1つ、ホリプロの堀義貴会長によると、今回は約半数が新たなキャストで、「いくつかのシーン、演出がバージョンアップする」という。前回の上演はコロナ禍で「エンターテイメント業界が傷付いてた時に、この作品がたくさんのお客さまに幸せを運んだっていうのは、我々としては本当に本望」だっただけに、今回も「ぜひ皆さんで、この幸せを分けていただきたいなと…」。
この日は約4000通の応募の中から当選した〝メリポピファン〟約200人が招待された。子連れのママや、コスプレをした女性たちの姿もチラホラ。質問タイムや撮影タイム、プレゼント抽選会ではキャストがグッズを手渡ししたりと、粋な計らいにみんな大喜びだった。
同作は来年3~5月に東京・渋谷の東急シアターオーブ、5~6月に大阪・梅田芸術劇場で上演される。












