【今週の秘蔵フォト】アイドル歌手として1980年代に一時代を築いた石川秀美は、中学校3年生の夏、西城秀樹の名を冠して主催された新人発掘コンテスト「第2回HIDEKIの弟・妹募集オーディション」で応募総数5万5000人以上の難関を突破して優勝し、翌82年4月に「妖精時代」でデビューした。
同年3月30日付東スポには、デビュー曲のキャンペーンに励む石川の貴重なインタビューがルポ形式で掲載されている。
『21日午前10時30分、渋谷のRCA本社でスタッフ20人と打ち合わせ。トレードマークの二重まぶたをこすり「何だか緊張してドキドキしちゃう」。まずはホームグラウンドである渋谷の東急デパートにあるレコード屋さんからスタート。早くも親衛隊の男の子約10人が「秀美ちゃん、カワユ~イ」のラブコール。店長さんに「頑張ってね」と激励されると「ハイ」と顔を紅潮させた。道玄坂方面のレコード店までは徒歩で道行く人にアプローチ。「わあ、かわいい」の声があちこちから。秀美ちゃんは「恥ずかしいな」とポツリ。スタッフから「みんなこうやってスターになっていくんだよ」と言われるとコクリうなずいた』
インタビューでは何を聞いても蚊の鳴くような声で話し「ヒデキ(西城秀樹)といういいお兄さんができてうれしい?」という問いには「ハイ、うれしいです」。ようやく口を開くと「料理を作るのが好きなんです。料理の本を見ながらいろいろ作れます」と語った。
同年にはレコード大賞新人賞も獲得。その後はスターとしての貫禄も出てきて、80年代にはヒット曲を量産してトップアイドルとなった。90年6月には薬丸裕英と結婚して芸能界を引退。現在は5人の子供の母親として幸せな家庭を築いている。それにしても15歳の石川の初々しさは神々しいにもほどがある…。(敬称略)













