俳優のえなりかずきが21日放送のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第36回「鸚鵡のけりは鴨」で久々に登場し、〝えなりかず鬼〟ぶりを炸裂させた。
えなりは、蝦夷地を治める松前藩の八代当主・松前道廣(みちひろ)を演じている。道廣はNHKの公式サイトで「時には行き過ぎた行動も平気でやってのける奔放な性格を持つ」とあるが、そんな生やさしいものではない。
初めて登場したのは、6月1日に放送された第21回「蝦夷桜上野屁音」だ。宴会でミスを犯した家臣の妻を木に縛り付け、その頭の周囲に置かれた小皿を的に鉄砲を撃つという余興を披露する。「あの男は北辺に巣食う鬼にござります」との言われようで、SNSで〝えなりかず鬼〟と称されるようになった。
21日の放送回では、幕府による蝦夷地の上知(あげち=領地の没収)の話が湧き起こり、道廣が久々に登場した。
ある芸能関係者は「本当にワンシーンだけで、蝦夷地が上知とならないことを感謝し『ありがた山の昆布がらす』という決めセリフを言うだけでしたが、その怪しげな笑みにネットでも『えなりかず鬼が登場』『ありがた山の昆布がらすって』『えなりかず鬼の笑顔が怖すぎる』と盛り上がった」。
出演シーンが少ないにもかかわらず、話題になるのはギャップの大きさにある。えなりといえばドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系)の小島眞役の「いい人」イメージが定着。ところが、今回の役はその真逆に振れているというわけだ。
「松前道廣は根っから腐っているような悪役で『いい人』イメージを払拭する勢いです。だからこそ盛り上がるし、えなりにとっても、こういう悪役もできるということを広く示すことができた」(同)
えなりは、今回の大河がきっかけで役者としてさらなるステップアップが期待できそうだ。












