タレントの林家ペー(83)が21日、東京・浅草の浅草演芸ホールで漫談を披露。公演後に妻でタレントの林家パー子とともに報道陣の取材に応え、19日に起きた自宅の火災について言及した。

 夫婦をめぐっては19日、2人で住む東京・北区の5階建てマンションで火災が発生。火元は林家夫妻の自宅で、煙を吸ったパー子は病院に搬送されていた。

 パー子は当初捜査に対し「仏壇に火をつけようとした」と出火の原因を説明していたが、ペーによると警察・消防の見解は異なるという。「引火じゃなくて仏さんの横の差し込みの中で古いコードが異常に傷んでるんで、それがショートかあるいは漏電の類で炎が出たという結論みたいだったんですよ。それが答えで、引火じゃないんじゃないか」と明かした。パー子も「花火みたいだった」と出火の瞬間を回顧した。

被害間もない状況ながら、舞台に立った林家ペー
被害間もない状況ながら、舞台に立った林家ペー

 わが子のように愛していた愛猫4匹を亡くし、舞台衣装はこの日着た一着以外破損。大切に撮りためた2万枚を超える写真も、半分ほどが消火活動で水浸しになったという。当然自宅には戻れず「放浪かな、落ち着き次第どこか部屋を探そうかな」と話した。

 幸い火災は自宅内にとどまり、近隣住宅に燃え広がることはなかった。しかし、下の階の部屋には消火時の水が浸水し、被害が出た。「すごい水害でね。弁護士が必要なのかな」とつぶやいた。マンションの住人には、一戸ずつ謝罪に回った。

 芸歴60年越えの大ベテランだが、自宅が火事になるとは「夢にも思わなかった」。パー子は指を火傷したが大事には至らず、ペーも「うれしいですね、何事もなくてね」と妻の無事については喜んでいた。