16日のNHK連続テレビ小説「あんぱん」1週間振り返りは、前日の第100回のラストとなった「血潮」エピソードで締めくくられた。「血潮」については別ドラマの視聴者から、偶然の?つながりに驚く声が上がっている。
100話では、ヒロイン・のぶ(今田美桜)と夫の嵩(北村匠海)が家で停電に見舞われる。懐中電灯を持ち出したのぶは、光を浴びた自分の手を見て、嵩に「血が流れゆう」とささやく。すると嵩は「手のひらを すかしてみれば 真っ赤に流れる 僕の血潮」とつぶやいた。
ナレーションで「おや?この詩…」。有名な昭和の唱歌「手のひらを太陽に」の一節で、嵩のモデルである漫画家やなせたかしが作詞、大森元貴演じるいせたくやのモデルとみられるいずみたくが作曲した。
これに反応したのが、NHKで火曜夜に放送されているドラマ「舟を編む~私、辞書つくります~」の視聴者。X(旧ツイッター)には「同時期に『血潮』が出てくるのは偶然?」「血潮という言葉でつながる」「血潮!!!鳥肌たったわ」といった投稿が続いた。
「舟を編む」は出版社の辞書編集部を舞台に、ファッション誌から異動になったみどり(池田エライザ)が、上司の主任・馬締(野田洋次郎)らと仕事をしながら辞書や言葉の世界にひかれていく物語。12日の第9回で編集部が〝血潮事件〟でテンテコマイになった様子が描かれた。
新辞書の刊行が近づく中、入っているべき言葉である「血潮」がゲラから抜けていることにみどりは気づく。編集部は他に同様のミスがないか確認するため、言葉を収めた100万枚ものカードと照らし合わせる作業を再び行うことを強いられた…。
異なるドラマの劇中で血潮に気づいた、のぶとみどり。「舟を編む」は2024年にBSで放送されており、今回は「ドラマ10」枠で地上波に登場した。偶然の〝血潮かぶり〟は奇跡のようなタイミングで起こったと言える。池田と今田は1996年度生まれの同学年で、福岡県出身も共通する。池田はかつてNHK「あさイチ」で、面識のない今田と「仲良くなりたい」と語ったことがある。
この両ドラマに直接関わった〝軸〟にあたるのが野田。「あんぱん」では主題歌を手がけ、「舟を編む」では重要キャスト。こちらは〝野田つながり〟だ。












