白塗りのフェイスペイントがトレードマークの米伝説的ロックバンド、KISS(キッス)のジーン・シモンズ(75)が14日、米CBSの情報番組に出演し、同バンドの代表曲「ロックンロール・オールナイト」の誕生秘話を披露した。
キッスは1973年、ニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオで、他のアーティストのバックコーラスを務めていたシモンズと盟友ポール・スタンレー(73)が中心になって結成された。当時、2人はまだ20代前半だった。
ビートルズやジミ・ヘンドリックスらを手掛けた大物音楽プロデューサー、エディ・クレイマー氏が最初のデモテープを担当したものの、キッスは鳴かず飛ばずの下積み時代を送っていた。
転機が訪れたのはシモンズとスタンレーがサンフランシスコで冷凍ホットドッグと豆の缶詰を買いに行った時だった。スタンレーはシモンズの方を向いて、「これどう思う?」と言うと、後にキッスの代名詞となる大ヒット曲「ロックンロール・オールナイト」のサビの一部を口ずさんだというのだ。
シモンズは、「それ、すごくいいね」と反応し、その後、2人は歌詞とメロディーを重ね、曲を完成させたと明かした。
同曲は75年3月にリリースされた3枚目の大ヒットアルバム「地獄への接吻」に収録され、同年4月にシングルカットされた。
キッスは2023年、ニューヨークで最終公演を終え、50年の歴史を閉じた。「ロックンロール・オールナイト」は、ほとんどの公演で締めの1曲として歌われ続けた。
CBSによると、米ロックバンドの中でキッスは最も多くのゴールドアルバムを持ち、世界中で1億枚以上のレコードを売り上げている。












